バイオフィリア村 製菓部
こんにちは!
今日は、ゼロールというブランドの『アイスクリームスクープ』とアイスクリーム用の『ディッシャー』というふたつの道具について、それぞれの特徴・長所・短所(良い所&悪い所)を徹底的に解説していきたいと思います!
『これだけ見ればOK!』
と断言できるくらい、内容を詰め込んで解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
いつものようにyoutube動画を使って解説していきます!
目次
- 【まずはこの動画から!】『アイスクリームスクープ』と『ディッシャー』を比較解説!!
- 今日比較していくふたつの商品がこちら!!
- どちらも問題なく球形のアイスが作れる!
- アイスクリームスクープの特徴
- アイスクリームスクープの長所と短所
- ディッシャーの特徴
- ディッシャーの長所と短所
- 「アイスクリームスクープ」と「ディッシャー」のアイスの形の違い
- 【まとめ】アイスの形の違い
- 【結局どっちがいいの?】一番重要な違いは、熱の伝導率!【自分はスクープ推し!】
- 【おまけ】ゼロールのアイスクリームスクープおすすめ品番(♯番号)
- 【補足】動画内で自家製アイスを入れていた容器がこちらです
- 【補足】自家製アイスは、こちらの道具で作っています
- 「アイスクリームスクープ」と「ディッシャー」の特徴や違い、長所・短所についての解説でした!
- まとめのページを作りました!
【まずはこの動画から!】『アイスクリームスクープ』と『ディッシャー』を比較解説!!
youtubeの動画を使ってこちらの商品を比較解説してみましたので、まずはこちらからご覧下さい。
このように、細かいテロップ等を使いながら解説しています。
今日比較していくふたつの商品がこちら!!
今日比較していくふたつの道具がこちらになります!
アイスクリームスクープ
ひとつ目がこちらの「アイスクリームスクープ」という商品になります。
ゼロールというメーカーから発売されています。
以下のように↓
スクープの番号によってサイズ感が全く異なるので、注意が必要です。
(※オススメの番号については、この記事の最後の方で紹介します!)
ディッシャー
もうひとつの道具が、こちらの「ディッシャー」になります。
パッと見でわかるように、ディシャーの方がギミックが多彩と言えます。
どちらも問題なく球形のアイスが作れる!
どちらも問題なく球形の丸いアイスが作れます!
これから「アイスクリームスクープ」と「ディッシャー」を比較していくのですが、どちらも問題なく球形のアイスを作れるという事は、初めに言わせておいて下さい。
ただ、同じ球形のアイスひとつとっても、『形』・『作りやすさ』・『サイズ感』等が結構違います。
こういった両者の違いを浮き彫りにしつつ徹底解説していきます。
アイスクリームスクープの特徴
高い熱伝導率と独特の形状、そして使った時の気持ち良さが魅力!
スクープは、ディッシャーに比べてギミックが多彩なわけではありません。
ただ、材質に関して言えば、明らかにディッシャーよりも高性能で、熱伝導率の高い素材が使われています。
このように、まわしていて気持ちがいいのも、スクープならではだと言えます!
アイスクリームスクープの長所と短所
【長所】
①:熱伝導率が高いので、アイスをかき出しやすい!
②:独特な形状が古き良きアメリカを思わせる!
③:使った時(まわしている時)の気持ち良さが唯一無二!
【短所】
①:アイスのサイズ感にばらつきが出やすい
②:アイス離れが悪い
③:値段が高め(高性能なため、しょうがないと言えばしょうがない…)
こちらがアイスクリームスクープの長所と短所のまとめになります。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
アイスクリームスクープの長所
それでは見ていきます!
その①:熱電導率が高いので、アイスをかき出しやすい!
スクープの方が圧倒的に伝導率が高いので、手で握るだけでスクープが温まります!
あまり知られていない事で、皆さん知ると驚かれるのですが笑、ゼロールのスクープは手で握っているだけで手の温度がスクープに伝わります。
極端な例を挙げると、以下のように↓
ぬるま湯を用意して、その中にスクープを入れます↓
これをするだけで、スクープが熱を吸収して、ぬるま湯くらいの温度になってくれるんですよね♪
スクープを60℃以上の熱湯につけるのはNG!
スクープの熱伝導率が高いからといって、スクープを熱湯にひたすのはNGです!
左の画像がスクープの箱に記載された取扱説明なのですが、60℃以上の液体にひたすのはNGと記載されているので注意して下さい。
話を戻して、以下のように↓
スクープはカチカチに凍ったアイスでも簡単に球形のアイスを作る事が可能となっています。
この熱伝導率の良さはディッシャーにはありません。
だからこそ、以下のように↓
カチカチに凍ったアイスにディッシャーを使っても↓
ほとんどアイスをかき出せません汗。
ある程度溶けた状態ならかき出せるんですけどね…。
そして、同じ条件のカチカチに凍ったアイス(※ディッシャーの後、すぐに撮影)を、スクープでかき出してみると↓
少し時間はかかりましたが、カチカチに凍ったアイスでもほぼ難なく球形のアイスを作る事が出来ました!
このように、スクープの方が熱伝導率が高く、アイスをかき出しやすい高性能な仕様となっていると言えます。
個人的には、この熱伝導率の差が両者の決定的な違いだと思っています。
その②:唯一無二の形状・所有感の高さ・アイスを丸めている時の気持ちよさ!
スクープは、“古き良きアメリカ”的な独特の形状をしていて満足度も高く、回している時も気持ちがいい道具です!
スクープは何とも言えない独特の形状をしています。
“古き良きアメリカ”という言葉が似合う様な変わった形です。
しかもこれ、回している時も気持ちいいんですよね。
このように、アイスを回している時も気持ちよく作業ができるのもスクープの長所だと言えます。
このまわしてる時の気持ち良さは、ディッシャーにはありません。
アイスクリームスクープの短所
お次は、スクープの短所について見ていきます!
その①:アイスのサイズ感にばらつきが出やすい
スクープは、アイスを回しながら球形にしていくので、完成形のサイズ感に若干のばらつきが出やすいです。
ただ、これも以下のように↓
スクープの使い方に慣れさえすれば、ほとんど同じ大きさのアイスが作れるようになるので、最終的には「どの番号のスクープを使うか?」によって、サイズ感が決まっていくようになるかと思います。というか、なります。
その②:アイス離れが悪い
スクープは、アイス離れが悪いです。
ここで言う「アイス離れ」とは、アイスがスクープに付いたまま離れてくれない状態の事を指します。
特に、上の写真のようなカチカチに凍った状態のアイスだと、余計に離れてくれませんかねw
(※離れが悪いといっても、少しスクープを振れば落ちてくれるレベルなので、そこまで気にする必要はないかと思います。詳しくは、動画で確認してみて下さい。)
溶けかけのアイスだと、簡単にアイスが離れます。
その③:値段が高め
買う時期にもよると思いますが、ディッシャーと比較するとスクープの値段は高めです。
高性能なためしょうがないと言えばしょうがないのですが、「スクープの方が高い」という事は知っておいた方が良いでしょう。
ディッシャーの特徴
ギミックが多彩で、アイス離れが良いのが特徴!
お次は、ディッシャーについて見ていきます!
ディッシャーはこのように、先端のパーツが動いたりなど、ギミックが多彩なのが特徴です!
このギミックによって、簡単にアイスを取り出しやすくなっています♪
ディッシャーの長所と短所
【長所】
①:持ち手をカチャカチャするだけで、簡単にアイスを取り出せる!
②:サイズ感にばらつきが出にくい!
③:値段が安い!
【短所】
①:熱伝導率が悪いので、カチカチに凍ったアイスなどをかき出しづらい…
②:洗うのが面倒…(構造がスクープよりも複雑なため)
こちらがアイスクリームスクープの長所と短所のまとめになります。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
ディッシャーの長所
それでは、見ていきます!
その①:持ち手をカチャカチャするだけで、簡単にアイスを取り出せる!
ディッシャーは、一発でアイスを取り出せます!
ディッシャーは先ほども少し解説したように、持ち手の部分をカチャカチャすると先端のパーツが動いて、一発でアイスを取り出すことができます!
このように、一発で簡単にアイスを取り出せますよ♪
その②:サイズ感にばらつきが出にくい!
アイスを詰め込んで入れるので、サイズ感にばらつきが出にくい!
ディッシャーはアイスを詰め込みながら中身を入れていくので、最終的な形だったり量のばらつきが出にくいです。
こんな感じでディッシャーの中にアイスを詰めていくので、完成時の量を自分でコントロールしやすいです。
ですので、アイスの量や形にばらつきを出したくない方(飲食店など)に向いているかなと思います。
その③:値段が安め
また、スクープと比較してディッシャーの方が安く買えるので、その点も長所と言って良いかと思います!
ディッシャーの短所
お次は、ディッシャーの短所を見ていきます!
その①:熱伝導率が悪いので、カチカチに凍ったアイスをかき出しづらい…
スクープの長所の部分でも話したように、ディッシャーには、スクープの様な熱伝導率の良さはありません。
つまり、上の写真の様に手で握っていても、かきだす部分は温かくならないんですよね。
だからこそ、以下のように↓
カチカチに凍ったアイスにディッシャーを使っても↓
ほとんどアイスをかき出せません汗。
ある程度溶けた状態ならかき出せるんですけどね…。
そして、同じ条件のカチカチに凍ったアイス(※ディッシャーの後、すぐに撮影)を、スクープでかき出してみると↓
少し時間はかかりましたが、カチカチに凍ったアイスでもほぼ難なく球形のアイスを作る事が出来ました!
(※こちらは動画内でも解説しているので、ぜひご確認ください。)
この説明も重複してしまいましたが、大事な事なので同じ内容を2回書いておきました。
その②:洗うのが面倒…(スクープよりも構造が複雑なため)
また、ディッシャーは構造が複雑なため、使用後に洗うのが大変なのはマイナスに感じますかね汗。
バネ、スクープの先端、金具の部分etc…
地味に洗う場所が多くて大変です…
「アイスクリームスクープ」と「ディッシャー」のアイスの形の違い
最後に、それぞれのアイスの形の違いについてまとめて終わりにしたいと思います!
アイスの形 ースクープver.ー
バニラアイスクリーム
クリームソーダ(ブルー)
クリームソーダ(メロンソーダ)
アイスの形 ーディッシャーver.ー
バニラアイスクリーム
クリームソーダ(ブルー)
【まとめ】アイスの形の違い
【スクープ】
完全な球に近い形となる。“コロン”という表現が似合うような可愛らしい丸みとなる。
【ディッシャー】
球ではなく、半球の形となる。ぼてっと横長になるイメージ。
こちらが、アイスの形違いのまとめになります。
【結局どっちがいいの?】一番重要な違いは、熱の伝導率!【自分はスクープ推し!】
熱の伝導率の違いで考えるのがオススメ!
『結局、アイスクリームスクープとディッシャーは、どちらがオススメなの?』と疑問に思う方もいると思うので、ここに自分の考えをまとめておきます。
自分は、スクープがオススメです!
確かにスクープの方が値段は高くなるのですが、熱の伝導率の差を考えると、手の温度が伝わるスクープの方に軍配が上がると思います。
ディッシャーは、カチカチに凍ったアイスをかき出すのが難しいですが、スクープだと以下のように↓
同条件のアイスでも普通にかき出せて、アイスを球形にする事ができます!
以上の理由から、自分はスクープをオススメしたいと思います!
【おまけ】ゼロールのアイスクリームスクープおすすめ品番(♯番号)
アイスクリームスクープは、♯番号によってサイズが異なります!
最後に、スクープのオススメ品番(番号)を紹介して、この記事を終わりにしたいと思います。
ゼロールのアイスクリームスクープは、複数の番号違いの商品があり、番号によってスクープのサイズが異なっているので注意しましょう!
こんな感じで、番号が違うだけでここまでサイズ感が変わってしまうので本当に気をつけて下さい。
上の写真は
左が最小の30番
右が最大の10番
となっています。
スクープのオススメ番号がコレ!
ゼロールアイスクリームスクープの複数の番号違いがある中で、最初の一本としてオススメのスクープがこちらです!
こちらは、20番という平均的なサイズのスクープになります。
このように、食べやすい大きさの球形アイスも作れますし、以下のように↓
クリームソーダにも合わせやすいサイズ感という汎用性の高さが魅力の一本です。
ぜひ参考にしてみて下さい。
【補足】動画内で自家製アイスを入れていた容器がこちらです
動画内で使用していたアイスの保存容器は、こちらの商品を使用しています。
『貝印のアイスクリームメーカーで一度に作ったアイスを全て入れる事ができ、かつ、ディッシャーやスクープとのサイズ感も抜群!』
といった魅力のある商品です。
半年がかりでやっと見つけた『これだ!』と思える数少ない商品のひとつです。
『アイスの保存容器』について詳しくはこちら!
動画
過去記事
【半年がかりでやっと見つけた!】アイスクリームディッシャー・スクープ用として使える「自家製アイスのオススメ保存容器」を紹介!!『アイスの保存容器』について、詳しくはこちらをご覧ください。
【補足】自家製アイスは、こちらの道具で作っています
自家製アイスクリーム作りは、こちらの商品を使用しております。
道具自体も安価で、作りやすいのが特徴的です。
『貝印のアイスクリームメーカー』について詳しくはこちら!
動画
過去記事
【これだけ見ればOK!】貝印のアイスクリームメーカーホワイトを徹底レビュー!!動画
過去記事
【これだけ見ればOK!】貝印の「リラックマアイスクリームメーカー」を徹底レビュー!!『貝印のアイスクリームメーカー』について、詳しくはこちらをご覧ください。
「アイスクリームスクープ」と「ディッシャー」の特徴や違い、長所・短所についての解説でした!
いかがだったでしょうか?
今日は、ゼロールの『アイスクリームスクープ』とアイスクリーム用の『ディッシャー』というふたつの道具について、それぞれの特徴・長所・短所を解説してきました!
気になっている方はぜひ
今回の動画にて細かい情報をチェックしてみて下さい。
それでは今日はここまでです。
ではまた!
今日紹介した商品がこちら!
まとめのページを作りました!
記事数が多くなってきたので、まとめのページを作りました!
まとめのページを作りました!
こちらから情報を引き出した方がわかりやすいと思いますので、ぜひ活用してみて下さい!
『自家製アイスクリームの作り方まとめ』がこちら!
自家製アイスクリーム作り方まとめ『自家製アイスクリームの作り方』のまとめがこちらになります。
『クリームソーダ&メロンソーダまとめ』がこちら!
クリームソーダ&メロンソーダまとめ『クリームソーダ&メロンソーダ』のまとめがこちらになります。
『キャプテンシロップまとめ』がこちら!
キャプテンシロップまとめ『キャプテンシロップ』のまとめがこちらになります。