バイオフィリア村 製菓部
こんにちは!
今日は、手作りアイスクリームに使用される材料の「バニラビーンズ(さや)・バニラエッセンス・バニラオイル」についての基礎知識を紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、アイスのバニラ関係の使い分けはほぼOK!!
と言えるレベルの内容にしていきたいと思っていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
この記事に貼るための写真が、まだ4割ほどしか撮れていません。
最初のうちは、ほぼ写真がない記事となっていますが、随時追記していく予定です。
よろしくお願いしますm(_ _)m
ただし、以下のように↓
内容が役に立つだけでなく、わかりやすい写真を使った解説記事にしていくので、ぜひ参考にしてみて下さい!
目次
バニラビーンズ(さや)とバニラエッセンスとバニラオイル
(※あとで写真を貼ります)
今日見ていくのがこちらの3種類の材料になります。
それぞれの具体的な違いや使い分けまでをしっかりと解説していきますので、ご覧下さい。
手作りアイスクリームに使用するバニラビーンズ(さや)について
(※あとで写真を貼ります)
風味の向上と種の黒い粒がアイスに入る事で視覚的なメリットも!!
まずはバニラビーンズ(さや)から見ていきましょう!
手作りアイスクリームにバニラビーンズを使用するメリット(長所)
- 風味や香りが格段に良くなる!
➡️バニラエッセンスとバニラオイルと比較して格段に風味が良くなる - さやの中の種(黒い粒々)がアイスに入る事で、視覚的にもアイスが美味しそうに見える!
➡️よくある「バニラアイスの中の黒い粒々」がまさに、さやの中に入っている種そのものになります
手作りアイスにバニラビーンズを使用するメリット(長所)がこちらになります。
風味はまず格段に良くなりますね。
ただ、個人的に一番の魅力だと思うのは、「黒い粒々」をバニラアイスの中に入れられる事です。
バニラの中に黒い粒々が入っているだけで、高級感が増しますよね?
その“視覚的効果”が、一番のメリットではないかと思います。
手作りアイスクリームにバニラビーンズを使用するデメリット(短所)
- 高い!とにかく高い!!
- 加熱調理が必須となる!!
➡️初心者には高難易度となる。なぜなら、卵黄を入れるアイスクリームの場合、加熱し過ぎる事で卵黄が凝固(一部分が鍋底に固まるイメージ)してしまうため温度調節の管理が難しいため。
手作りアイスにバニラビーンズを使用する一番のデメリット(短所)は、お金の問題です汗。
とにかくこれに尽きます笑。
1回のアイス作りでバニラビーンズのさやを1本使う必要がありますし、バニラビーンズ自体も『安い種類でも基本的に高く、しかもバニラビーンズのランクでも値段が全然変わってくる』という奥深い材料となっています。
また、バニラビーンズを入れる時は、バニラアイスのたね液(アングレーズ)を加熱する事が必須となります。
それは、原料の素材を混ぜたたね液(アングレーズ)の中に、バニラビーンズとさやを入れて加熱する事で風味が出るからです。
イメージとしては、ペペロンチーノに入れる赤唐辛子と似た感じですかね。
【実は初心者には少し難しい…】手作りアイスクリームの「加熱あり+卵黄を入れる」パターンは、少し製作の難易度が上がります!
(※あとで写真を貼ります)
「加熱あり+卵黄を入れる」パターンだと、アイス作りの難易度は少し上がります。
それは卵黄には凝固性があるので、加熱し過ぎると鍋底に卵黄が固まってしまうためです。
グツグツと煮続けるのは以ての外で、一般には「ふつふつしたくらい」で加熱を止めると良いと言われていますが、個人的にはそれでも加熱し過ぎじゃないかなぁ…と思っています。
そのアイスの適切な加熱温度についても、また後日動画にしていきたいと思いますので、お楽しみに!
なので、いきなりの初心者の方が「バニラビーンズ+卵黄あり+加熱あり」でアイスを作るのは、止めておいた方が良いかと思います。
お金ももったいないですしね汗。
バニラエッセンスとバニラオイルについて
格安でバニラの風味を加える事が出来る!!
お次は、バニラエッセンスとバニラオイルについて見ていきましょう!
バニラエッセンスとは?
バニラエッセンスとは、バニラの香り成分を“アルコール”に抽出したもの。
バニラオイルとは?
バニラエッセンスとは、バニラの香り成分を“オイル”に抽出したもの。
“アルコール抽出か?” “オイル抽出か?”で考え分ければ良いかと思います。
明治屋のバニラエッセンスとバニラオイルの開封方法について
明治屋のバニラエッセンスとバニラオイルは、キャップを開けた後に先っぽをハサミで切る事で使用可能になります。
わからない人もいるかと思いますので、ここに記載しておきます。
バニラエッセンスとバニラオイルの違いについて
このふたつの違いについて気になる方も多いと思いますので、ここにまとめておきます。
基本的には、ほぼ同じ「バニラビーンズの代替え品」と考えてしまってOK!
以下に具体的な違いを書いていきますが、基本的には「バニラビーンズの代替え品」としてほぼ同じような香料だと考えてしまってOKだと思います。
あとは、細かい使い分けを知ればいいだけなので、その具体的な違いについて、以下に記載していきます。
【最大の違い】一番の違いは、加熱耐性の有無!!
(※あとで写真を貼ります)
- バニラエッセンス:アルコール抽出した香料なので、加熱すると香りが飛びやすい!
➡️加熱してから粗熱をとったものにバニラエッセンスを入れるなどの工夫が必要! - バニラオイル:加熱しても香りが残るので万能!!
最大の違いは、『加熱した後に香りが飛んでしまうのか?残るのか?』の違いです。
バニラオイルは加熱しても香りが残り、バニラエッセンスの方は加熱すると香りが飛んでしまいます。
この事はぜひ覚えておきましょう!
手作りアイスクリームにバニラエッセンスとバニラオイルを使用するメリット(長所)
- とにかく値段が安い!
- どこでも買いやすい!(スーパーなどで大抵売っている)
- 加熱処理をしなくても、簡単にバニラの風味付けが可能!!
手作りアイスにバニラエッセンスとバニラオイルを使用するメリット(長所)がこちらになります。
一番はやはり値段の安さですね笑。
バニラビーンズと比較しても破格の安さです。
スーパーなどで気軽に買えるのも◎です。
また、バニラビーンズはたね液(アングレーズ)の中で加熱必須でしたが、このふたつを入れる時は加熱しなくても大丈夫な所も魅力と言えるでしょう!
手作りアイスクリームにバニラエッセンスとバニラオイルを使用するデメリット(短所)
- 入れ過ぎると薬品臭くなる事も…
このふたつを使用するデメリットは、入れ過ぎた時の味や風味についてです。
入れ過ぎてしまった時に風味や香りだけが落ちるのならいいのですが、入れ過ぎると「味まで薬品っぽく」なってしまいます。
(厳密な検査をしたわけではないので断言はできませんが、味への変化をかなり感じます。)
なので、入れ過ぎには注意をしてください。
材料全てが台無しになってしまいますので。
ここからは個人的な意見や感覚になってしまうのですが、バニラオイルの方が『入れ過ぎても薬品っぽい味になりづらい』気がします。
逆に、バニラエッセンスの方は入れ過ぎると『薬品っぽい感じが比較的強めに出てしまう』感じがします。
あくまで個人の感覚ですが、参考にしていただければなと思います。
【結局どれがオススメか?】手作りアイスクリームには、「バニラオイルの使用」がオススメです!!
(※あとで写真を貼ります)
最後にまとめてみたいと思います。
自分は、アイスクリーム作りに「バニラオイル」を使用するのをオススメします!
- どこでも買いやすい!
- コスパが良い!
➡️安くて長持ち! - 加熱にも強い!!
- バニラエッセンスと比較して、入れ過ぎても薬品っぽい感じになりづらい(厳密な検査をしていないので断言はできませんが…)
理由は主にこちらの4つになります。
簡単にバニラの風味付けが可能な材料となっていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
今後、この記事内に「バニラオイルの使用感」「バニラエッセンスの使用感」「アングレーズで卵黄が凝固している映像」等の動画を追記していくと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
とりあえず今日は以上になります。
まとめのページを作りました!
記事数が多くなってきたので、まとめのページを作りました!
まとめのページを作りました!
こちらから情報を引き出した方がわかりやすいと思いますので、ぜひ活用してみて下さい!
『自家製アイスクリームの作り方まとめ』がこちら!
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