バイオフィリア村 製菓部
こんにちは!
今日は、「冷凍バターの切り方」を紹介していきます!
あくまで自己流のやり方ですが、家庭でもやりやすい方法となっていますので、参考にしていただければ幸いです。
また
『冷凍バターの解凍方法』
『残ったかたまりのバターの保存方法』
『冷凍バターを切る時に知っておくべき大切な考え方』
等の疑問にもしっかりと答えていく記事にしていきますので、ぜひご覧下さい!
いつものようにyoutube動画を使って解説していきます!
目次
【まずはこの動画から!】『冷凍バターのカット方法・切り方』を解説!!
youtubeの動画を使ってこちらの商品を解説してみましたので、まずはこちらからご覧下さい。
『バターをなんで冷凍保存するの?』と思う方もいるかもしれませんが、長期保存の場合、バターは冷凍で保存するのが良いとされています。一方、通常の短期保存や短期での使い切りの場面では、普通に冷蔵保存でOKとなっていて、わざわざ冷凍する必要がありません。
冷凍バターのカットで大切な考え方・知っておくべき知識
それでは、「冷凍バターの切り方」について見ていきましょう!
まずは、冷凍バターのカットで大切な考え方からまとめていきます。
冷凍バターの切り方で大切な考えは、以下のふたつになります。
①:そのまま包丁で切っても、冷凍バターはなかなか切れない汗(切るのが難しい)
②:冷凍バターを解凍して(溶かして)から切るのはNG!
▶️冷凍バターの“冷凍”状態をできるだけ維持しつつ、素早く切るのが大切!
このふたつです。
そのまま包丁で冷凍バターを切るのは難しい汗
冷凍バターをそのまま包丁で切るのは難しい…
まず最初に、『冷凍バターを冷凍庫から取り出して、そのまま包丁で切る』という切り方では、冷凍バターを切るのは難しいという事を覚えておきましょう!
切れないというよりも、むしろ、以下のように↓
バターがカチコチに凍っていて、包丁の刃が全然通っていかないといった感じになってしまいます。
冷凍バターを溶かしてから切るのはNG!
『それじゃあ、最初から冷凍バターを溶かして、切りやすい状態にしてから包丁で切ればいいんじゃない??』と思う方もいるかもしれません。
ただし、これもNGなので注意が必要です!
『冷凍バターを解凍して溶かしてから切る』行為は、してはいけません!
その理由は、バターが溶ければ溶けるほど、バターの性質である『可塑性・ショートニング性・クリーミング性』が発揮されにくくなる状態のバターになりやすいためです。
冷凍状態を出来るだけ維持しつつ素早く切る事が大切!
というわけで、冷凍バターのカットは、『出来るだけ冷凍状態を維持しつつ、素早くカットする!』というのが大切です。
ここでいう「出来るだけ冷凍状態を維持」というのは、「バターをできるだけ溶かさずに」と言い換えできます。
冷凍バターをカットする時は、ぜひこの2点を頭に入れておいてください!
売られているバターは一般的に、「β’(ベータダッシュ)型」という結晶の状態で売られています。この状態から過度にバターを溶かしてしまうと、バターの重要な性質である『可塑性・ショートニング性・クリーミング性』の性質が弱くなったり、無くなったりしてしまう事があります。先ほど、『バターを溶かしてから包丁で切るのはNG!』と書きました。これは、バターを溶かしてしまった結果、最適な結晶状態が崩れ、調理する時に「可塑性・クリーミング性・ショートニング性」が発揮できないバターとなってしまうのを避けたいというのが一因としてあります。
【冷凍バターの切り方】包丁を温めてから冷凍バターをカットするのがオススメ!!
家庭でもやりやすいのが、包丁を熱湯で温めてから冷凍バターを切る事!
冷凍バターのカットは、ロールケーキをきれいにカットする方法と同じく、包丁を熱湯で温めてから切っていくのがオススメです!
この方法でしたら家庭でもやりやすいです。
自分は上の写真のように、長いマグカップにお湯を入れて、その中に包丁を入れます。
包丁の刃が全てお湯に浸かっているわけではありませんが、包丁は伝導率が良いので、これで充分全体が温まりますよ♪
フライパンにお湯を入れ、その中に包丁を入れる人もいるらしいのですが、包丁がフライパンを傷つけてしまう恐れがあるので、自分はフライパンを使うのは、あまりオススメしません。
冷凍バターのカットの手順
温め→カット→温め→カット→…を繰り返しながら、冷凍バターをカットしていきます!
それでは、冷凍バターのカット手順を紹介していきます!
まずは写真のように、熱湯を入れたマグカップを近くに置いておき、その中に包丁を入れます。
包丁が温まったら、冷凍バターを切っていきます。
冷凍バターを切っていくと、冷凍バターの冷たさによって包丁の温度が下がります。
包丁の温度が下がったら、再びマグカップの中に包丁を入れて温めます。
そして包丁が温まったら、再び冷凍バターを切り始めます。
これが、『温め→カット→温め→カット→…』の大枠の流れとなります。
(※詳しくは動画をご覧ください。)
カットした冷凍バターの解凍と残ったバターの保存方法
カットした冷凍バターの解凍は、ラップ等で包んで冷蔵庫に入れておけば自然に解凍となります!
カットした冷凍バターの解凍は、普通に冷蔵庫に入れておけば解凍となります。
数時間も冷蔵庫に入れておけば解凍されますので、解凍後は、そのまま普通のバターとして使っていけばOKです!
残ったバターは、ラップで包んでジップロックのフリーザーパック(Lサイズ)に入れ、再び冷凍庫に!
残ったかたまりのバターに関して、あくまで自己流のやり方になるのですが、上の写真のように軽くフタをして、そこからラップで包みます。
そこから更に、ジップロックのフリーザーパック(Lサイズ)に入れて、自分は保管をしています。
こんな感じでジップロックに入れて(※Mサイズだと入らないのでLサイズ)、冷凍庫に入れ戻して再冷凍をしています。
【冷凍バターを衛生的に保つ方法!】冷凍バターの衛生面が気になる方は、食品直接噴霧OKのアルコールスプレーがオススメ!
包丁での切断面が気になる人は、除菌するのがオススメ!!
上の写真のような「冷凍バターをカットした切断面」が衛生的に気になる人もいるかもしれません。
そんな人にオススメなのがこちら
このアルコールスプレーは、食品直接噴霧OKとなっているので、直接バターに吹きかける事が可能となっています。
冷凍バターを再冷凍する前に、ほんのひと吹きするだけですので、ぜひ活用してみてください!
家庭でもやりやすい「冷凍バターの切り方」の紹介でした!
いかがだったでしょうか?
今日は、家庭でもやりやすい「冷凍バターの切り方」を紹介してきました!
気になっている方はぜひ
今回の動画にて細かい情報をチェックしてみて下さい。
それでは今日はここまでです。
ではまた!
今日紹介した商品がこちら!
まとめのページを作りました!
記事数が多くなってきたので、まとめのページを作りました!
まとめのページを作りました!
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